FacebookやInstagramで流れてくる広告や、近所でHydraidを導入しているサロンを見たことがあり存在は知っていたのですが、実際に実物を見たのはビューティーワールド ジャパンに行った時が初めてでした。一緒にお店を営んでいる妻が体験してみて、その場で髪の変化があまり感じられなかったのですが、こういったものは色々と試してみないと分からないと思っていたところ、一定期間お試しできるとのことで、本体を借りてお店で試すところから始まりました。
　その時から、髪に浸透しやすい微細な水粒子であれば、Hydraidのみでの潤い効果もあるのだろうと思いつつ、薬剤と併用すると効果がより際立つのではないか？という可能性は感じていました。

　お客様の施術中、Hydraidをあてる前と後では「手触り」が明確に変わったなというのは毎回実感しています。特にシャンプーを流すときに手の隙間を通る髪がとても滑らかなので、トリートメント剤が髪の内部までしっかりと浸透している証拠なんだと思います。また一度Hydraidをあてたお客様が再来店された際に髪を見てみると、施術前の状態にも関わらずツヤがキープされていたり、カラーの持ちが良くなっていたり感じることが多いです。
　それ故私としては、カラーとトリートメントなどの薬剤との相性が抜群にいいと考えていて、本来的には髪の傷みの原因になりうるカラー施術に、トリートメント剤とHydraidを組み合わせて使用することで、髪の状態をより良い状態にしつつ、カラーの色持ちが良いという理想的な施術を行うことができると思っています。

　お試し貸出の期間にも関わらず、自らまたHydraidをあてたいとリピートしてくださるお客さまも多くいらっしゃり、しっかりとニーズがあることを確認できたこと。また、Hydraidの機械だけで、もっというと水の力だけで髪の毛のケアができるものは他にないのでは？と思えたことが導入の大きなきっかけでした。
　髪に負担をかけながらケアする方法はいくらでもありますが、髪に負担をかけずにケアができるものはHydraid以外に少ないんじゃないかと思い、まだまだ導入されているサロンさんも少ない状況であったことも含め、先行投資として導入を決めました。

　既存施術メニューに追加する形でHydraid施術を導入しているので、お客様ひとりあたりの単価が向上したことはもちろんのこと、カラー剤の入りやトリートメント剤の浸透力がHydraidによって増すので、各施術にかかる時間が短縮されたことが大きな変化ですね。
　カラー施術などは平均して5〜10分ほど短くできていると思います。お客様としては施術時間が短くなる分には嬉しいことだと思いますし、施術時間が短くなっただけでなく手触り・ツヤ・コシといった仕上がりもさらに良くなるので、お客様にとっても、サロンにとっても良いアイテムだと思います。